血液検査で分かることまとめ!

血液検査とは

血液を採取し調べることでさまざまな異常を発見することができます。さまざまな異常とは主に貧血、肝臓の異常、腎臓の異常、高脂血症、糖尿病などのことです。


血液検査のときはなるべく普段通りの生活を心掛けましょう。

料金

血液検査の料金は各病院によって異なります。
おおよその相場は2,000円からで白血球、赤血球、血小板、貧血検査、中性脂肪など調べることができ、肝機能や高脂血症など項目を増やして検査したい場合にはさらに3,000円ほどの追加料金となる場合が多く見られます。
近年では手軽に薬局で検査するサービスもあります。

ウェルシア薬局での血液検査

・ヘモグロビンA1c測定
値段:500円
測定結果:およそ10分程度
内容:1~2か月間の血糖値の平均

・脂質測定
値段:500円
測定結果:およそ10分程度
内容:トリグリセライドやコレステロールについて測定

・8項目コース
値段:2,500円
測定結果:7日~10日ほど
内容:血液脂肪検査、尿酸、ヘモグロビンA1cなどを測定し脂質異常症などを調べる

・13項目コース
値段:4,500円
測定結果:7日~10日ほど
内容:8項目コースの内容に加え、肝臓関連や腎臓関連について検査

血液検査の見方

血液検査では採取した血液を各項目の基準値と照らし合わせ疑わしい症状を判定します。ただし、成人と小児では基準値が大きく異なります。


検査項目名称内容疑われる病気や要注意な症状
糖代謝系血糖値(FPG)血液中のブドウ糖のことで、エネルギー源として全身に利用されるため
測定された数値により、ブドウ糖がエネルギー源として適切に利用されているかがわかる
糖尿病、膵臓癌、ホルモン異常など
HbA1c過去1~2ヶ月の血糖の平均的な状態を反映するため、糖尿病のコントロールの状態がわかる糖尿病
血液系赤血球(RBC)肺で取り入れた酸素を全身に運び、不要となった二酸化炭素を回収して肺へ送る役目多すぎれば多血症、少なすぎれば貧血の疑い
血色素(Hb)赤血球に含まれるヘムたんぱく質で、酸素の運搬役鉄欠乏性貧血
ヘマトクリット血液全体に占める赤血球の割合高いと多血症、脱水
低いと鉄欠乏性貧血
脂肪系HDLコレステロール善玉コレステロール脂質代謝異常、動脈硬化
LDLコレステロール悪玉コレステロール心筋梗塞や脳梗塞
中性脂肪(TG)糖質がエネルギーとして脂肪に変化したもので、体内の中で最も多い脂肪数値が高いと動脈硬化の進行
低いと、低βリポたんぱく血症、低栄養
腎臓系尿酸(UA)尿酸の産生・排泄のバランスがとれているかどうか高尿酸血症、痛風発作、尿路結石
クレアチニン(Cr)アミノ酸の一種であり、筋肉量が多いと多くなる腎臓機能の低下
肝臓系総タンパク血液中ののすべてのたんぱく質の量低い場合は栄養障害、ネフローゼ症候群、がんなど
高い場合は多発性骨髄腫、慢性炎症、脱水
アルブミン血液蛋白のうち最も多く含まれる肝臓障害、栄養不足、ネフローゼ症候群
AST(GOT)ALT(GPT)ASTは、心臓、筋肉、肝臓に多く存在する酸素。ALTは肝臓に多く存在する酵素急性肝炎、慢性肝炎、脂肪肝、肝臓がん、アルコール性肝炎
感染症系CRP細菌・ウィルスに感染するなど血液中に増加する急性反応物質の1つ。基準値は0.3以下細菌・ウィルス感染、炎症、がん

BNP検査について

心不全の早期発見の手段として血液検査のBNP検査が注目されています。
BNPとは心臓から分泌されるホルモンで、血管の拡張、利尿作用、交感神経やレニン・アルドステロン系の抑制や、心肥大の抑制など心臓を守る働きがあります。心臓の機能が低下すれば心臓への負担が増えるためBNPの分泌量は多くなります。

正常値は一般的に18.4pg/ml以下とされていますが、おおよそ40pg/ml以下なら直ちに治療が必要になる可能性は低いとされています。
しかし、BNP検査で分かることは心臓への負担を大まかに知ることなので、その他の検査とあわせて総合的に判断をすることが必要です。

推算糸球体濾過量(eGFR)

eGFRとは慢性腎臓病の指標となる数値であり、この値が低いと腎臓の働きが悪いということになります。
計算方法は血清クレアチニン値と年齢、性別を用いて算出します。
こちらのサイトから計算することができます。