国民年金の知恵袋いろいろ

国民年金は、国民年金法によって規定されており、日本の公的年金です。日本国内に居住している20歳以上60歳未満の全ての人は、国民年金に加入する義務があります。本記事では、国民年金に対する皆さんの疑問を集めて、具体的にご紹介します。

2018年07月18日 更新


国民保険の免除や控除について

国民保険の免除ができる条件や期間は、申請方法は?

収入の減少や失業等により保険料を納めることが経済的に難しい場合、「国民年金保険料免除・納付猶予制度」の手続きを行うことで年金の受給資格期間に算入することができます。
ただし、年金額を計算するときに保険料免除は保険料を納めた時に比べて2分の1(平成21年3月までの免除期間は3分の1)になってしまいます。受給する年金額を増やしたい場合、追納する必要があります。

配偶者控除って何なの?

扶養家族がいる場合、家族の国民年金も社会保険料控除対象になります。保険料控除証明書は年末調整や確定申告で国民年金保険料を申告するのに必要になります。

国民年金の保険料の金額について

国民年金の保険料額は年ごとに決まります。
次の計算式により平成16年の改正で決まった保険料額に物価や賃金の伸びに合わせて調整することになります。

国民年金保険料額は、どのように計算するの?

国民年金保険料額=平成16年度改正で決められた保険料額×保険料改定率
保険料改定率は前年度の保険料改定率に物価変動率と実質賃金変動率の名目賃金変動率をかけたものです。
平成16年度改正で決められた保険料額は平成29年度まで毎年280円ずつ引き上げられていましたが、平成29年4月からは16,900円に固定されます。

・平成29年の国民年金保険料額はいくら?

平成16年に決められた保険料額(16,900)×保険料改定率(0.976)=16,490
となるため16,490円となっています。

・平成30年の国民年金保険料はいくら?

平成16年に決められた保険料額(16,900)×保険料改定率(0.967)=16,340
となるため平成30年度の国民年金保険料は、過去の物価のや賃金の変動から平成29年度よりも少ない16,340円になります。

各種変更届けについて

・住所変更ってどのような手続きが必要?

[国民年金第1号被保険者]新住所の市区町村役場の国民年金担当課へ「被保険者住所変更届」を提出。
[国民年金第3号被保険者の方]勤務する配偶者の事業主へ「被保険者住所変更届」を提出。

・口座変更ってどのような手続きが必要?

引き落とし口座の変更は、預貯金口座をお持ちの金融機関(ゆうちょ銀行を含む)、または年金事務所へ「国民年金保険料口座振替納付(変更)申出書」を提出します。
受け取り口座の変更については、「年金受給権者受取機関変更届」をお近くの年金事務所または街角の年金相談センターに提出する必要がありますが、年金の受け取り先だけの変更をむやみにしますと、年金の支払日に希望する受け取り先で、年金が受けられなかったり、受け取りが遅くなったりする場合があります。住所が変わらないのに、年金の受け取り先だけを変更するのは避けた方が良いでしょう。

老齢基礎年金の受け取り年齢について

国民年金がいつからもらえるかというと、老齢基礎年金は原則65歳から可能です。65歳よりも早く受け取りたい場合は繰り上げ受給、遅くもらいたい場合は繰り下げ受給ができます。

国民年金の払込期間は?

現在では20歳から60歳までの40年間、保険料を払い込むことになっていますが、厚生省はこれを最長65歳まで引き延ばす考えを示しています。

・繰り上げ受給って何?

希望すれば60歳から65歳の間から受け取ることができるようになります。しかし、繰上げ支給の請求をした月単位の時点に応じて年金が減額され、その減額率は一生変わりません。

・繰り下げ受給って何?

66歳以降に受け取りを繰り下げることも可能です。この場合、年金額は受け取り開始年齢に応じて増額され、増額率は一生変わりません。
増額率=(65歳に達した月から繰下げ申出月の前月までの月数)×0.007

年金通知書について

年金通知書って何?

ねんきん定期便が毎年誕生月(1日生まれの方は、誕生日の前月)に送付されます。これまでの年金加入記録を確認できます。見方などは日本年金機構のホームページにて詳しく解説されています。

経過的加算とは?

50歳以上の人に届くねんきん定期便には、将来60歳まで年金をかけたとして計算した受給見込み額が記載され、その中に、65歳以降の受給額として経過的加算の金額が記載されています。

その他

年金事務所の問合せ先は?

日本年金機構は全国にあります。近くの事務所を調べるにはホームページまたは電話(0570-05-1165)でご確認ください。